こんにちは。
今回は、予知夢に関する本を読んでみました。
帯に、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」って書かれていて、思わず手に取った本。
やっぱり地震くるんか!?
タイトル 「私が見た未来 完全版」
著者 たつき諒
出版社 株式会社飛鳥新社
出版年 2021年
ページ数 215ページ
この本は、1999年に出版され、後に東日本大震災を予言していたとして話題になった、「私が見た未来」に、当時著者が書いていた夢日記の内容を加えて出版されたものです。
第1部が予知夢編、第2部がミステリー漫画編となっています。
著者のたつき諒さんは、1954年生まれ、神奈川県出身の漫画家です。1975年にデビューした後は、少女漫画、ミステリー漫画、ホラー漫画を多数発表され、1999年の「私が見た未来」を最後に、漫画家を引退されています。
「私が見た未来 完全版」も、ほとんどのページが漫画で、読みやすかったです。
- 予知夢に興味があり、著者の詳細な体験を知りたい人。
- 2025年7月にやってくるという、大災難について知りたい人。
この本のポイント3つ
予知夢について
予知夢とは、これからの未来に体験することを内容とする夢のこと。
予知夢には2つのパターンがあるそうです。
- 直接、そのままの未来を見るパターン
- 共通のイメージを用いたメッセージとして見るパターン(象徴夢的予知夢)
著者は後者のように、メッセージとして予知夢を見ていたそうです。
予知夢を見る人には、ネイタルのホロスコープで月と海王星のアスペクトがある人が多いとか。
私もホロスコープで月と海王星が重なってるけど、見たことないな〜
夢日記の内容と現実に起こったことを照らし合わせる
この本では、著者が書いていた夢日記の内容と、その後現実に起こったことを照らし合わせて、検証していきます。
さまざまな出来事について書かれています。たとえば…
- 1976年11月に、著者と友人が、テレビでQUEENのボーカルのフレディが流行り病で亡くなったというニュースを見る夢を見た。
- 1986年11月28日に、著者がテレビに出演してQUEENの銅像を見て、フレディの銅像だけがないことに気づくという夢を見た。
- 1991年11月24日、フレディがエイズの合併症の肺炎により死亡した。そのニュースが載った新聞(イギリスの日本人向け新聞)の発行日が、1991年11月28日であった。
2回の夢を見た時期と実際にフレディが亡くなった時期が11月で一緒。本当に予知夢なら、15年前からお知らせが来てたことになるな。
他にも著者は、ダイアナ妃の死亡や、神奈川県内の公園で起きた殺人事件などで、予知夢と思われる夢を見たそうです。本では丁寧に説明されています。
さらに、1991年に出版された「私が見た未来」の単行本の〆切日に、2011年3月という数字を夢で見て、それまでに見ていた大津波の夢と関係あるかもしれないということで、表紙に大災害は2011年3月と付け加えたそうです。
2011年3月に東日本大震災が起きたことで、一気に注目されたんやな。
2025年7月の大災難とは・・・
この本の帯には、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれています。
2011年3月は「大災害」で、2025年7月は「大災難」・・・。
東日本大震災の時よりも、人為的な要因が入った、大きな出来事があるのかもしれません。
著者が2025年7月の大災難の夢を見たのは、2021年7月5日。
大災難が起こるのは、2025年の7月5日頃ってことかな。
大切なのは、準備すること。災難の後の生き方を考えて、今から準備・行動しておくことの重要さを改めて認識してほしいのです。
この本はそういう役割を持って生まれてきたものという気がしています。
「私が見た未来 完全版」より
感想
懐かしいタッチの漫画で、内容に引き込まれて一気に読みました。
心理学では、予知夢はオカルト的なものではなく、「認知バイアス」によるものだと言われています。
心理学用語で、物事を自分に都合の良いように理解する傾向のこと。
よく分からん夢を、心当たりのある現実につなげて考えるってことか。
でも、この本での丁寧な検証を見ると、心理学では説明できない何かがあるような気がします。
2025年7月に実際に何が起こるのか、気をつけながら過ごそうと思いました。
他のおすすめ本
同じ著者の、こちらの本もおすすめです。
著者の、漫画家デビューから引退までの作品を、テーマ別に全3巻にまとめた本です。
第1巻は「怪奇」、第2巻は「幻想」、第3巻は「初恋」がテーマになっています。
👆のセットには夢日記帳もついているので、自分の夢を記録してみるのも良いですね。
Kindle を使うのがおすすめ
この本には、Kindle版もあります。Kindle版の方が、紙の本よりも約100円お得です(2023年10月現在)。
スマホやタブレットにKindleアプリをダウンロードして読むことができますが、ブルーライトが気になる方は、Kindle端末を使うのがおすすめです。
Kindle端末なら、ブルーライトがカットされていて、寝る前に読んでも睡眠を妨げません。
ちなみに、他のおすすめ本「たつき諒選集1 怪奇」は、Kindle Unlimited で読むことができます(2023年10月現在)。
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